セミナー名
「※開催中止【2日間開催】Dynamic postur Control Therapy 〜転倒・転倒回避のバイオメカニクス〜」
日程
2020年7月19日(日)〜8月30日(日)
開催時間
10:00〜17:00
途中休憩60分あり
会場
パーソナルトレーニング&コンディショニングANCHOR(群馬県高崎市上並榎町595-12)
群馬県高崎市上並榎町595-12
定員
20名(先着)
講師
石井慎一郎先生
形式
座学+実技
備考・受講条件など
新型コロナウイルスの影響で中止となりました
参加費
30,000円
お支払い方法
銀行振込
概要
「歩行が不安定で、近位監視が外せない患者さんにどんなトレーニングをしたら良いか?」
「なぜ高齢者は転倒しやすくなるのか?」
「効果的な転倒予防トレーニングとは?」
「屋内歩行は可能だけど、屋外に出ると急に歩けなくなるのはなぜか?」
「歩行に必要なダイナミックバランスとは?」
そんな歩行の不安定性に関わる疑問にお答えする講習会です。
直立二足歩行は力学的に極めて不安定な移動様式だと言えます。
我々が不整地でも自由に歩くことができ、カーブを曲がったり、速度を変えたり、躓いても転倒せずに歩き続けられるのは、動的姿勢制御のメカニズムが存在しているからです。
ただ、脚を前に運び、正常な動作パターン・歩行フォームを作っても、患者さんは歩くことは出来ません。
ヒトの歩行フォームを忠実に再現したロボットを歩かせても、すぐに転倒してしまうのと同じように、環境に合わせて動的な安定性を作り出せなければ、実用的な歩行は不可能なのです。
したがって、歩行能力改善のための理学療法の本質は、歩行のフォームを作る事ではなく、動的姿勢制御能力を獲得する事だと言えます。この動的姿勢制御は脳内ネットワークによって制御されています。よって,転倒リスクを回避するための能力は,脳内ネットワークのトレーニングと言っても過言ではありません。
ただ、筋力を鍛えたり、ストレッチをしたり、バランス訓練を闇雲に行っても効果的なトレーニングにはならないのです。
若いセラピストや回復期病棟に勤務されているセラピスト、転倒予防に関心のあるセラピストに聞いていただきたい講習会でございます。
講師
プロフィール
・理学療法士
・保健医療博士
・神奈川県立保健福祉大学 教授
・1966年生まれ
・都立町田高校 ・社会医学技術院 ・東京理科大学
・国際医療福祉大学院援助工分野修士課程
・国際医療福祉大学院援助工分野博士課程修了