セミナー情報詳細

『解剖学に基づいた肘関節のスポーツ障害の診かた』

2023年

107開催

小野志操先生による

『解剖学に基づいた肘関節のスポーツ障害の診かた』
セミナー開催

会場:上高田ちば整形外科小児科

終了しました

セミナー名

「解剖学に基づいた肘関節のスポーツ障害の診かた」

日程

2023年10月7日(土)

開催時間

14:00〜19:00

会場

上高田ちば整形外科小児科(東京都中野区上高田1−13)

日本、東京都中野区上高田1−13

定員

20名(先着)

講師

小野志操先生

形式

座学+実技

参加費

15,000円

お支払い方法

銀行振込

概要

肘関節のスポーツ障害には、野球肘(離断性骨軟骨炎や内側上顆骨端線離開)、テニス肘
(上腕骨外側上顆炎)、ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)などスポーツ名が冠されています。

これら肘関節のスポーツ障害を診ていく上で、「局所だけでなく全体を診なければなら
ない」とよくいわれます。

スポーツ動作に限らず、人の動作は下肢・体幹・上肢の様々な関節が連動し合って達成されています。

例えば、投球の後期コッキング期での肩外旋運動は肩の外旋筋力によって生じるだけでなく、lagging back現象といわれるような骨盤・体幹の回旋運動が生じることによりボールを把持した手が後方に残るために誘発される運動も含まれています。

この際の骨盤回旋運動はステップ脚の股関節内転運動が主体となっていますから、投球動作に
おける肩の運動は股関節運動から誘発されているともいえます。

この股関節内転運動が障害されると、結果として肩外旋運動が肩機能のみにその依存度を高めて行なわれることとなり障害につながります。
さてこの場合どこから診るべきでしょうか?

私は迷わず肩を診ます。

なぜなら患者さんは肩に症状があるから我々セラピストの前にいらっしゃる訳です。

もちろん症状が改善してから、もしくは並行して股関節や脊椎骨盤帯の機能改善も行います。

肘に症状がある患者さんは、まず肘をちゃんと治すことが大切です。


今回の研修会では「局所」の機能障害を解剖学的視点から解説した上で、実際の治療技術
を学んで頂きます。

ちゃんと「肘」を治せるようになるための1日にしたいと思います。

講師
プロフィール

■資格・学位
理学療法士
専門理学療法士(運動器)
整形外科リハビリテーション学会上級指導員(認定AAA)
健康科学修士(畿央大学)

■所属学会
日本運動器理学療法士学会
日本肩関節学会
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会
日本股関節学会
日本整形外科超音波学会
日本人工関節学会
日本臨床スポーツ医学会
整形外科リハビリテーション学会
理学療法科学学会
関西肩コラボレーションミーティング

▪️社会活動
滋賀県理学療法士会研修部(’03~’04)
滋賀県理学療法士学会準備委員(’04~’05)
近江理学療法勉強会代表世話人(’04~’10)
整形外科リハビリテーション学会評議員(’05~'15)
整形外科リハビリテーション学会京滋支部代表世話人(’10~'15)
畿央大学非常勤講師(’12)
関西肩コラボレーションミーティング世話人(’13~)
姫路整形外科リハビリテーション&スポーツ研究会顧問(’14~'15)
整形外科リハビリテーション学会理事(’16~)
京都橘大学理学療法教育研修センター運営委員(外部委員)('16〜'18)
メディカルスタッフのための股関節鏡セミナー当番世話人 ('17)

【著書・DVD】

運動療法に必要な肩関節超音波解剖の観察と拘縮治療 (ジャパンライムより)

 

 

セミナー情報などを
いち早くお届け!

QRコードで
簡単登録


TOP

TOP

メールマガジンご購読を希望される方は、
メールアドレスを入力し「送信」をクリックしてください。