群馬県高崎市のパーソナルジム/マシンピラティスのANCHORです！

こんにちは！ANCHORの須永です。

今回は、腹筋についてです。

なかなか自信を持って、「私、腹筋あります！」と言える方はいないと思いますし、ほとんどの方が腹筋は無いんですと答えるでしょう。

ただ、なぜ腹筋がないのか？について考えていくと、効率よく身体を動かせるようになることや、お腹を引き締めることに繋がると思います。

ではそれについて解説していきます。

そもそも腹筋ってどんな筋肉？

腹筋というと、よくシックスパックの筋肉を想像するかと思います。

シックスパックの筋肉は「腹直筋」で、腹筋のメインとなる筋肉です。

しかし腹筋と呼ばれるお腹の筋肉はそれだけではなく、両方のお腹の横にもあります。

深いところからいうと、「腹横筋」、「内腹斜筋」、「外腹斜筋」です。

腹筋は、体を折り曲げる（屈曲する）筋肉で、背筋は体を反る筋肉です。相反する作用を持つ筋肉が同時に働くことによって体幹が安定して動かすことが出来ます。

また腹筋群は、骨盤や肋骨にも付着しているため、骨盤の可動性や肋骨の動きにも関与しています。

腹筋を鍛えると腰痛に効く？

「腰が痛い？腹筋が弱いからだね。」「年齢と共に腹筋背筋のバランスが悪くなってきたから腰が痛いんだよね。」

こんな会話はよく耳にしたことあると思いますし、そう思われている方も多いと思います。

たしかに前述したように、腹筋群と背筋群が協調的に働くことによって体幹は安定しているといいました。

「てことは、腹筋を鍛えれば腰痛は良くなるんじゃない？」と考える方多いと思いますが、必ずしも良くなるとは言えません。

なぜなら、腰痛の原因は筋肉だけではないからです。

背骨の関節が出す痛みもそうですし、椎間板による痛みもあるためです。

腹筋ができない、腹筋で起き上がれない、それには理由があります

さて本題ですが、腹筋が弱い、腹筋で起き上がれないことには理由があります。

先程からも言っているように、腹筋群と背筋群は協調的に、つまり同じくらいの力で働くことが大事です。しかし、割合が崩れてしまいだけが背筋が強く使うようになってしまうと、腹筋群の筋肉の収縮する力が減ってしまうのです。

これは筋肉の生理学的な特徴によるものです。

簡単に説明すると、腹筋群と背筋群のような、表と裏、前と後ろのような関係にある筋肉は、どちらか一方が強くなってしまうと反対に筋肉の力が減ってしまうという特徴があります。

これだけ聞くと悪いことような聞こえ方をすると思いますが、人間の体ではこの作用を使わないとうまく動かせないのです。

例えば、肘を曲げるときに、肘を曲げる筋肉が収縮することが必要ですが、逆の肘を伸ばす筋肉は弛緩（リラックス、力が入っていない状態）していないと肘がスムーズに曲がりません。

といったように関節運動には必要不可欠な作用ではありますが、それが悪いように働くこともあるということです。

腹筋ができない、腹筋で起き上がれない、原因は背筋が過緊張で反り腰に！

これらの生理学的な側面から考えると、腹筋群が弱いということは背筋群が過剰に強くなってしまっているということです。

背筋群が過緊張してしまっている人も特徴は反り腰です。

反り腰はその名の通り、腰が反っているわけですが、それにもいろいろな原因があります。

近年多いのは、スマホやタブレット、パソコンを使う際に目線をぶらさないように体を固めます。その行為は筋肉に緊張を作り、交感神経を優位にしてしまいます。

また交感神経は日常生活のストレスなどにも左右され、優位になると背筋の緊張を高めてしまいます。

つまり、普段の生活の中から腹筋に力が入りずらいような状況を作り出してしまっているのです。

腹筋すると腰が痛い、いったいなぜ？

腰痛に対して腹筋を行っていると、「腹筋やっていて、なんで腰の筋肉使っていないのに腰が痛くなるの？」と思う方いるかもしれません。

また、これまでの話を理解すると、「腹筋群に力入れれば背筋群は力が抜けるはずじゃないの？」ともいえると思います。

ですが、これはあくまで腹筋をする前に、背筋群が過剰に収縮していないことが前提です。

交感神経が優位に働いて背筋群に力が入りやすい状態でトレーニングをし始めてしまうと、どこの部位のトレーニングをしていても関係なく背筋群には力が入ってしまうようにできているのです。

つまり、まずは背筋群に力が入らないような環境づくり、反り腰を改善していくことをしていかなければなりません。

腹筋ができない、起き上がれないなら反り腰を治しましょう

では、どのようにして反り腰を改善していくかというところですが、結論から言うととにかく背筋群を抑制する、背筋群の力が抜けるエクササイズを行うことです。

反り腰になると、反り腰の体が使いやすい筋肉ばかりを使おうとします。それに対して、使いたい筋肉の反対の筋肉に収縮を入れることで、反り腰の体の使い方から正しい筋肉、体の使い方を学習していきます。

ただし、一回やっただけでは普段の日常生活を送る中のストレスや緊張などでまた戻ってしまいます。

それに関しては、これから紹介するセルフエクササイズや自律神経は栄養状態にも左右されるため栄養に気を付けることで反り腰じゃない状態を長く保つことが出来るようになります。

腹筋をするために反り腰を治すピラティスエクササイズ

まず、背筋に力を入れないようなエクササイズになるので、強度はとても低いです。

しかしこれくらいでやらないと背筋群に力が入ってしまうのでまずはこのくらいで始めていきます。

キャット

ペルビックチルト

ブリッヂ

腹筋を鍛えるためのピラティスエクササイズ

ここからは背筋群の緊張が取れた人向けのピラティスエクササイズです。是非ANCHORに来てチャレンジしてください！

群馬県高崎市ANCHORのピラティスでお腹周りを引き締めましょう！

少し難しい話になってしまったかもしれませんが、要するに、日常生活での背筋群に緊張を生んでしまう原因を取り除いて、使いたい筋肉をちゃんと使えるようにすれば腹筋も出来るようになるということです！

ですが、今の生活の中で何がダメで何がいいのか、また栄養面でも自律神経には影響があるといいましたが、食生活でも反り腰は助長されてしまいます。

その原因を見つけるのは専門家に聞いた方が早いですし、正確なのでぜひ一度ANCHORの無料体験へお越しください！！

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